涙やけマッサージのやり方と注意すること

涙やけマッサージのやり方と注意すること

このサイトは景品表示法に基づき運営しています。
一部Amazonアソシエイトを含みます。

涙やけはマッサージで改善させることも可能です。コロの場合は、機嫌によって触らせてくれるときとそうじゃない日があったので、2~3日に1回程度やっていました。

基本的には、獣医のアドバイス通り行いましたが、うまくできない日もあったにもかかわらず少しずつ目の周りがきれいになったので、効果は感じることができました。

目次

涙やけマッサージのやり方

やり方は簡単で、目の周りを軽くもみほぐしてあげるだけ。涙が出ている場合は事前にきれいに拭いてあげてください。特に目頭付近の鼻涙管当たりを中心にやると効果的です。「鼻涙管の詰まり」が原因で起こる涙やけなら、マッサージで改善することもあるようです。

準備

まず、手を清潔にし、犬がリラックスできる環境を整えます。

もし、落ち着きがない状態なら、①テレビやラジオを消す、②室内温度を適温にする、③照明は明るすぎない柔らかい光にする、④犬のお気に入りの場所に連れてくる、など行うと効果的です。

犬がリラックスしていることを確認後、優しくマッサージを始めます。

目の周りのマッサージ

指の腹を使って目の内側(鼻に近い部分)から外側に向かって優しく円を描くようにマッサージします。軽い圧力で、1回のマッサージは数秒から1分程度時間をかけて行ってください。

目の周りのマッサージは、涙腺の流れを促し、涙のつまりを軽減するのに役立ちます。

鼻筋のマッサージ

鼻筋の上部から下部に向かって、軽く押すようにマッサージします。目の周りのマッサージと同じように軽い圧力で行ってください。

繰り返し行うことで、目の内側に向かって涙が流れやすくなります。

目の下のマッサージ

目の下の皮膚を軽くつまむようにして、目尻から目頭に向かって優しくマッサージします。目の下のマッサージは、血行を促進し、涙の流れを助けることが期待できます。

血行が促進されると、血液やリンパの流れが良くなり、筋力維持や寝たきりの予防効果も高まります。

涙やけマッサージで注意すること

ペット関連の専門書籍でもときどき「涙やけマッサージは後ろから優しくしてあげましょう」と載っていますが、中型犬以上になるとちょっと大変です。だっこできないためやりにくいので慣れが必要かもしれません。

とはいっても、最初に「怖い」というイメージをつけると後々やりにくいのでできる限り最初から受け入れてもらえるようにするのがポイント(^^;

注意する点もいくつかあるのでご紹介します。

過度な力を使わない
目の周りは非常にデリケートな部分なので、強い力をかけず、優しくマッサージしてください。

犬の反応を観察
犬が不快そうにしている場合や、嫌がる場合は無理に続けないでください。犬のストレスを軽減するためにも、リラックスした状態で行うことが大切です。

清潔な手を保つ
目の周りは敏感で、汚れた手で触ると感染のリスクが高まります。必ず手を清潔にしてからマッサージを行いましょう。事前に涙をきれいに拭きとってからマッサージを開始してください。

後ろからやさしくもむ
犬によっては前から(視界に入るところから)手を伸ばすと嫌がる場合もあります。犬を驚かせないように後ろからやさしくマッサージしてあげましょう。

鼻涙管だけではなく首や背中などこりやすい個所をマッサージしてあげると、疲れをいやしてあげられるのでおすすめです。

犬にも気持ちいいツボがあるので、詳しい場所が分からなければ、ワンちゃんが気持ちよさそうにしている箇所を中心にもんであげてください。癒し効果の他にも病気の早期発見や飼い主さんとの絆を深める効果もあります。

犬が嫌がっているときは無理やりマッサージするのはNG。ツボ押しをする場合は、正しい場所を指圧してください。

足が短いダックスフンドなどは、ヘルニアになりやすいです。普段から足や背中をマッサージしてあげると予防になります。マッサージで血行をよくすることで涙やけも治りやすくなります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次