犬も花粉症になる? | 症状と涙やけ対策

犬の涙やけの症状と対策

犬の花粉症、聞いたことありますか?前回ご紹介した「犬の涙やけの原因」では、犬種、鼻涙管の詰まり、結膜炎、老化の4つをご紹介しましたが、花粉症によっても涙やけのような症状が起きることがあるので注意が必要です。(犬の花粉症は人間より少ないといわれています。)

目次

犬の花粉症の症状 主症状は皮膚に出る

花粉症といえば人間だけのものという感じですが、実は犬も花粉症になることがあります。花粉症になると人間と同じで涙の量が増えてしまうので涙やけになってしまうのです。涙以外の主な症状としては以下のようなものがあります。

犬の花粉症の症状

・何度もくしゃみをする
・鼻水の量が増える
・目やにが増える
・目が赤く充血している
・体全体を床にこすりつけてかゆそうにする
・皮膚が赤くなって炎症を起こす

人間の場合体(皮膚全体)がかゆくなることは少ないようですが、犬の場合は少なくないので注意してあげてください。(目や鼻より皮膚の方が花粉の影響を受けやすいともいわれています。)

犬の花粉症の対策 散歩にもひと工夫を

花粉症対策としては犬も人間と同じで屋外にいるときの一工夫が大切になります。

花粉は1月下旬から少しずつ飛び始め、ピークは2月中旬から4月までの約2ヶ月半だといわれています

その期間でも特に花粉が最も飛ぶ時間帯(昼12時頃と夕方6時頃)のお散歩は避けてあげるといいですね。あとは帰宅後はしっかりと毛を拭いてあげることも効果があります。

スギ花粉については秋から冬にかけても少量飛散します。

ちなみに花粉症のアレルゲンも人間と同じで、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど全部で50種類以上のものが報告されています。関係ないですが、猫はブタクサのアレルギーが多い傾向にあります。

屋外で飼っているという場合は、可能であれば春間だけ室内に入れてあげることをすすめします。ただ、室内でも花粉は飛んでいるので空気清浄機などで対策をとってあげるといいでしょう。

もし愛犬が花粉アレルギーなのか正確に知りたい場合は、アレルギーチェックをお勧めします。方法は人間と同じで血液検査を行います。花粉の他にもハウスダストなども調べることができます。

花粉によるアレルギーを起こしやすい犬種は、柴犬、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ダルメシアン、シーズー、シェットランドシープドッグなど。

理由は、はっきりとは解明されていませんが、統計的にこれらの犬種が多く起こしてしまうようです。

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