缶詰タイプのドッグフードとして販売されているデビフの缶詰ですが、涙やけができやすいという話を聞くことがあります。実際どうなのか、原材料を見てみたいと思います。
デビフの缶詰の原材料と涙やけへの影響
デビフの缶詰はたくさんの種類が販売されているので、ここではいちばん人気の「ささみ&レバーミンチ野菜入り」を見ていきます。
中身はこんな感じでごろごろとした野菜がたっぷり含まれています。
鶏肉、鶏ささみ、鶏レバー、野菜類(じゃがいも、人参、グリンピース)、食塩、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Zn、Cu、Mn、I)ビタミン類(D、E)
この中で気になるのが増粘安定剤。「剤」とついているのであまりいい成分ではないような気がしますね。
増粘安定剤は、缶詰などのウェットフードに含まれる成分で、固形分と水の分離を防ぎ粘着性を出し食べやすくする効果があります。
また、複数の糖でつくられた水溶性の糖類の総称であるため、具体的にどのような成分が含まれるか明示されないという特徴もあります。
カラギーナンやキサンタンガムなど、摂りすぎると健康を害する成分が含まれている可能性もぬぐい切れないため少し不安ですね。
このような余計な添加物は犬の涙やけを悪化させることもあるので、デビフの缶詰を与えてみて、何か悪影響が出る場合には与えるのをやめることをおすすめします。
デビフの缶詰は発がん性がある?
涙やけとは違うのですが、デビフの缶詰には発がん性物質が含まれるものがあるという話もあります。
ちょっと気になったのでデビフの缶詰を全て調べてみると、一部で発がん性が疑われている成分が入っているものがありました。
すると、上でご紹介した「ささみ&レバーミンチ野菜入り」には入っていませんでしたが、「ひな鶏の水煮野菜入り」や「ささみの角切り」などには入っていました。
その成分の名前は亜硝酸ナトリウム。発がん性のあるニトロソアミンを生成する可能性があるようです。
ただ、人間の食べ物もそうですが、食べ過ぎなければそこまで大きな影響はないため、デビフの缶詰を与えると必ずガンになるというわけではありません。
亜硝酸ナトリウムが含まれる商品一覧などの詳細は「デビフの缶詰の安全性と評価・口コミ | 発がん性物質は入っている?」でまとめられているため気になる方はぜひチェックしてみてください。